アンニョンハセヨ、パンスニです。
わたしは昨年韓国人と結婚をして、最近(2021年1月)に結婚移民ビザ(F-6ビザ)の発給を受けました。本記事では韓国で結婚ビザの発給を受けるために必要な手順についてご紹介します。
韓国で結婚移民ビザを取得するには
① 韓国と日本の両方で婚姻届けを提出
② 結婚移民ビザ申請
③ 結婚移民ビザ受取り
という手順を踏みます。カップルの状況によって用意する書類やビザ申請場所が異なりますが、この大きな流れだけは同じです。結婚移民ビザを申請する前に両国で婚姻を届けを提出し、あらかじめ夫婦になっておく必要があります。(言い方よ)
2021年1月に結婚移民ビザを無事に取得したわたしたちですが、その過程はなかなか大変…というか待機時間がとにかく長かった!一人の外国人の在留を許可することは、国にとって大切な業務なのだと実感しました。
ビザ発給のための審査は厳しい(泣)
当たり前なことかもしれませんがビザの発給は簡単ではありません。特に韓国ではF-から始まるビザは現地の韓国人とほぼ同じように就職をしたり国民健康保険に加入する資格が付与されるため、偽装結婚をして取得しようとする外国人もいるそうです。また、仲介業者に依頼をし嫁いできた外国人に配偶者が暴力を振るったり、言葉が通じないせいで離婚に至るケースもあるため、韓国人招請人(オット)が外国人配偶者(わたし)をきちんと扶養できるか、また夫婦の意思疎通が可能であるか、などを厳しくチェックする必要があるのです。
わたしはもともと留学ビザ(D-2ビザ)で韓国に在留中でした。ですのでここからは留学ビザから結婚移民ビザへの変更の手順について説明していきます。
結婚移民ビザ申請の流れ(留学ビザから結婚移民ビザ)
① 韓国で婚姻届けを提出
② 郵送で日本の市役所に婚姻届け提出
③ 韓国ソウル出入国外国人庁(旧出入国管理事務所)でビザの変更申請
③ 結婚移民ビザ受取り(郵送)
わたしたちは二人とも韓国に住んでいたこと、現在コロナの影響で日本と韓国の往来が短期間のうちにできないなどの理由から、上の①~④の手順でビザの変更申請をしました。先に韓国の区役所で婚姻届けを提出してから郵送で日本の市役所に提出しました。
婚姻届けに関してはどちらの国に先に提出しなければいけない、という決まりはないようです。これはわたしたちのように留学ビザから結婚移民ビザの変更をしない、いちからビザの申請をするカップルも同じです。都合のいい順番で提出すればオッケーだそうです。(詳しくは駐韓国日本大使館ホームページに記載されています。)
ビザの申請に関しては、わたしの場合は新規ではなく滞在資格変更になるので申請を韓国で行わなければいけませんでした。わたしたちが住んでいる地域はソウル出入国外国人庁の管轄だったので事務所のあるオモッキョまで行って申請してきました。(いつのまにか出入国管理事務所がソウル出入国外国人庁という名前に変わっていて驚いたのはわたしだけではないはず…)
婚姻届けに必要な書類はそう多くはないのですが、ビザ変更に必要な書類がとにかく多かったです。長くなってしまったので婚姻届け・結婚移民ビザ変更申請のための書類は次の記事で紹介しよう思います。
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