前回の記事までで留学ビザ(D-2ビザ)から結婚移民ビザ(F-6ビザ)への変更申請が終わりました。ですが…ここからがほんとうに長かった。出入国外国人庁(旧出入国管理事務所)で必要書類を提出してから2週間はまったく、何の連絡もありませんでした。このままムンチャ(携帯の番号メッセージ)がピローンと来て無事に発給されました、とか言われるのかなーなんて言っていたら…甘かった。
そんな風になんとなくこのまま何事もなく連絡が来るのだろうと思っていたある日、突然出入国外国人庁から電話が来ます。おそるおそる電話を取ると、書類に不備があったとのこと。まずひとつは韓国人のオットの基本証明書が詳細内容が記載されていないものを提出してしまったとのことでした。それとわたしが今は学生で収入がない状態なのですが、それでも所得証明書が必要とのこと。Hikoreaで所得証明書をダウンロード印刷してわたしの所得がない旨を記入し、同じくダウンロードしたオットの基本証明書(詳細)と一緒にFAXで送りました。このときオットと話していたのが3週間目でやっと確認するんだねーということ。おそらく申請者がたくさんいるのでしょう。また連絡がくるまで気長に待つことにします。
○○を忘れると結婚ビザが発給されない!?
そしてまた2週間ほど経ったある日再び電話がかかってきました。
「○○区で何か活動をされていましたか?」。
○○区といえば前に住んでいたことがある区だったので、そのことを伝えると税金の未納があるとのことでした。「政府24(정부24)」のホームページにアクセスし、照会してみると確かに2019年に1件の未納がヒットしたので、内容を確認すると住民税でした。2020年は支払っていたのですが、2019年はちょうどタイミング悪く引っ越しをしていた関係で自宅に納税告知書が届いていなかったようなんです。(趣味:引っ越しの弊害がこんなところでㅠㅠ)
2020年に初めて住民税が発生したと思っていたのですが、外国人は1年6か月以上韓国に滞在すると住民税が発生するそうなんです。いやーお恥ずかしい。住民税を滞納しておりました。義務を果していないものには結婚ビザは発給されません。これから申請をされる方で1年6か月以上韓国に滞在されている方は必ず住民税が発生していますので、未納がある場合は必ず納付してから申請なさってください!(こんなミスするのはわたしだけかもしれませんがㅠ)
そして、待ちに待った連絡が…!
とうとう来ました!…が、郵送で交付をお願いしたのですが外国人登録証を預けていなかったので、持ってきてくれたら交付できます。とのことでした(泣) おーい!と言いたいところですが、持って行けば発行できるということはこれで審査がすべて終わったということではないか!行きます!行きます!と元気よく答えてその日のうちにスキップで持って行ってきました。が、当日発行はできないとのことで結局郵送で届くのを待つことに(泣) そして、それから一週間後、とうとう新しい外国人登録証が自宅に届きました。
これでビザ変更のすべての手順が終わりました。変更申請過程で予想もしていなかった不備がありましたが、出入国外国人庁の担当者の方の言うとおりに書類を準備して発給を受けることができました。
結局1か月半ほどで結婚移民ビザの発給を受けることができました。この期間はなんだかずっと不安で毎日Hikoreaのホームページで自分のビザの滞在資格が変わっていないか確認したりしていました(笑) これでやっと安心です!